写経による修法〜加持祈祷②

廻っているコマに何かが近寄ってもはね返されるように、生命波動が強くなると周囲の乱波動を遠心分離機のようにはね返せるようになります。

観世音菩薩とは実は生きている私達のことです。

観世音菩薩普門品二十五を読んでみて下さい。

観世音菩薩になったら、諸々の苦はよく消滅するし、欺しに来たらその者が火中に落ちる。海で災難に遭っても案じることはないし、悪人が近づいてきても何も言えなくなる。賊が刀を突き付けて傷つけようとしても一物も盗らずに逃げます。刀で斬りつけようとすれば刀は折れ、束縛されても解けます。毒蛇や毒竜に遭っても、こちらに危害を与えることはできません。雷が落ちてもそれに触れることはないし、百獣に取り巻かれても害は加えてきません。どんなに悪い状況でも皆こちらの都合の良いようになります。これが観世音菩薩の力です。即ち生命の波動を強めることが穢れの乱波動を除け消します。

生きている限り全人類一人一人に観世音菩薩になる資格とチャンスがあります。

一般宗教では観世音菩薩様が一切の穢れを消除して下さるとか救って下さるとか説いていますが、そうではありません。観世音菩薩になった者から放射する生命波動がそうするのです。

ですから、観世音菩薩になれるように、生命波動を強めるには日々の心の在り方と言動が大事です。そして写経とその処置をすることでも穢れを落とすことが出来ます。

生命の波動を強めれば病気はしなくなり、家庭は円満に喜びに満ちて生きてゆくことが出来、事業は栄えます。

しかもこれは他力本願にならずとも自分ですることが出来、また他人をも援助することが出来る開かれた道なのです。

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