写経による修法〜加持祈祷③

写経する時に様々な想念、雑念が浮かんで当然です。

極端に言えば「あんな奴死んでしまえ。」と業を煮やしながら写経しても構わないのです。

処置をする時に相対の祈りを捧げることが出来たらそれで良いのです。

憎い憎いと思いながら書いた写経でも、処置する時に相対出来るから良いのです。

無心になって書けたら御の字ですが、無心になれずともそれはそれで良いのです。

たいていの人は病気を治したい、人間関係の修復や家内安全、商売繁盛、良縁祈願など思い思いの胸の内に書くことでしょう。それで良いのです。

処置をする時に相対する相手の幸せを祈ることが出来れば、カルマを持ってカルマを抜くことができます。

要はそのコツをしっかり摑むことです。

0コメント

  • 1000 / 1000