被官稲荷神社

被官稲荷神社

安政元年、新門辰五郎の妻が重病で床に伏した時に伏見稲荷大社に祈願し、全快したので、町の人が御礼の意味も込めて伏見稲荷大社から御祭神を勧請しました。その後、小社を創建し、被官稲荷神社と名付けられ、現在浅草神社の境内にその末社として祀られています。被官稲荷神社正面の鳥居は新門辰五郎により奉納されたものです。

社殿は小振りながら、先の関東大震災、東京大空襲を奇跡的に焼け残った、創建当初のままのものです。

被官稲荷神社のように、人が自分以外の誰かの為に捧げた祈りの、満願の御礼にと建てたお社には人の願いをよくお聞き届け下さる比較的穏やかで優しめな性格の神様がおいでになられることが多いです(神様の本当の御姿は皆優しいのですが、敢えて愛の鞭を選ばれる、本当の意味ではお優しいけれども厳しくされる神様もいらっしゃるので)。 

稲荷神社の御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)とも書き、『宇迦』とは食(うけ)の意味であり、食料をつかさどり、稲の成育を守る神様です。稲荷とは稲成り(いねなり)、つまり稲が成育することを意味しています。

中世から近世へと、商工業が発達するに従って、農業だけでなく、衣食住と諸産業の、八百万の守護を司る大変万能の神様でいらっしゃいます。

狐が稲荷神社の使いとされた理由としては、御祭神の別名である御饌津神(みけつかみ)のその文字に、狐(ケツネ=キツネの古語)を使い、三狐神(みけつかみ)と記したため、あるいは秋の収穫の際、黄金に実った稲穂を稲荷神社にお供えすると、垂れ下がった稲穂が狐のしっぽに見えるため、など諸説あります。

いずれにしても狐は、私達人間の先祖がその生活の中で接することの多かった親しい動物でもあり、おのずと稲荷神社の使いとしても信仰が定まったのでしょう。

被官稲荷神社では毎月1日と15日のみ社務所が開かれますが、1日と15日以外でも浅草神社の社務所でも被官稲荷神社の御神籤や絵馬、御守り、お供え用の赤いろうそく(2本100円)で購入出来ますので、参拝された際は是非ろうそくの灯りをお供えしましょう。

私利私欲の無い明るい願い事なら必ず、可愛いお遣い狐様が神様の御心に聞き届けて下さいますよ。

被官稲荷神社では可愛いお遣い狐様の御姿も一対千五百円で売られています。一体一体職人さんが手作りされていらっしゃる、素焼きの可愛らしい表情のお遣い狐様です。
神社にお供えしても良いですし、ご自宅にお持ち帰りすることもできます。



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